筆選び

絵付に使う筆には、いろいろあります。

線を描く、点を付ける、色を塗る、
一本で済むこともあれば、二本、三本と使い分けが必要になったり、
描くモチーフによって異なるわけですが、
よく使うのが、面相筆とダミ筆です。

面相筆はイタチの毛で出来ており、コシがあって線を描くのに向いています。
ダミ筆は鹿や狸の毛を使ったもので、すこしゴワつきがあります。
主に色塗りに使います。

これまでは国産の陶芸用筆だけを使っていましたが、
まめふく展2では、はじめて水彩画やアクリル画で使われる
コリンスキーセーブルという筆を使ってみました。
コリンスキーセーブルは、シベリアイタチの尾の毛で作られた高品質な筆で、
雄の毛か雌の毛かで、値段にも差があるそうな!

以下の作品は、線描をコリンスキーで、色塗りをダミ筆でしたものです。

オオムジアマツバメを描いた小鉢。

白鷺を見込みに描いた小鉢。
オオムジさんも白鷺さんも、ただいま旅猫雑貨店さんで展示販売中です♪

イタチ面相筆で描いていた時よりも、より細く長い線が描けるようになりました!
点をつけたり2mmくらいの短い線を描く時には、たいてい絵具が一ヶ所にたまってしまい、
筆が引っかかって大変だったのですが、コリンスキーの場合は、スッと筆が進みます。
イタチ面相で四苦八苦して細い線を描いていたのは、何だったのでしょう?!

国産の面相筆、国産・フランス産のコリンスキー筆。
面相筆は、小作品ひと窯分の絵付をすると、筆先が2mmほど減ってしまい、
細かい絵を描けなくなってしまいます…。

コリンスキー筆の特徴は、
穂先のまとまりがよいことと、そのしなやかさでしょう。
穂の長さが1.5から2cmくらいまでのものなら、
小皿・小鉢などの絵付けに。
3cmくらいまでなら、中皿・中鉢・大皿の細かい絵付等にも
使えそうです。

道具は、制作の友。
ジャンルを越えてどんどん試してみる
心のしなやかさを忘れてはいけませんね。