器であそぶ。

中から何が出てくるのかな?

絵付した器を料理に用いると、こういうワクワク感を楽しめる。


料理が先か、器が先か。

どちらもありで構わない。

 

絵の中に、
きょうの気分をあらわしてみる。

 

そういう遊び心は、大事だ。
心のゆとりが今どれくらいあるか?
という確認ができる。

 

長年探していたものが見つかって、イヒヒと嬉しかった日に、
印象深い絵画を見て、じじーんとしびれた日に、
思いがけない出会いがあって、心に虹がかかった日に、
猫と日向でくつろぎながら、ただ温かさだけを感じる日に、


桃いろ金米糖で幸せが降ってくるフワフワした気持ちを描いてみる。

 

金平糖降る。

 


好物の甘いものを手土産に、

久しぶりにたずねた田舎で手作りショーをご披露。
甘納豆いん石で、ばあちゃんやらじいちゃんやらを驚かす。

 

甘納豆いん石襲来。

 

 

心の余白が自分から周りの人につながっていったら、

穏やかでキラキラした布を織れそうだ。

 

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オレンジではなくレモン。

レモンショートブレッド

マザーグースの詩とフランス革命で、危うさとスリルが同居する雰囲気に…。

ありもしない世界を描いた皿。

 

ぶきっちょな手つきで豪快に作るイギリスのシンプルなおやつが好きだ。

 

作り方はすこぶる簡単で「材料を混ぜて焼く」、たったこれだけ。
野山で採れる旬の果物や野菜、キッチンハーブを混ぜ込み、
リキュールやスパイスなどで変化を出す。

 

空気が冷たくなってくると、食べたくなるのはショートブレッド。
レモンをたっぷり効かせ爽やかに仕上げる。

 

直径21センチのタルト型は便利だ。
8等分にした一切れがちょうど自分の手のサイズになる。
焼きあがってすぐには食べない。
数日寝かせて風味が増してくるのをじっと待つ。

 

懐かしさと温かさがいつも同居する愛おしい味。

 

 

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若返りが、議題。

エゴマの葉

 

新米シーズンになんとか間に合えばと、エゴマの葉の佃煮を作る。

 

佃煮と言っても、千切りにしたエゴマの葉を酒・砂糖・醤油にまぶし、

鍋に入れ「ちりちり、カリカリ」になるまで中火から弱火で丹念に炒る。
イギリスで自炊していた時に食べた’Crispy Seaweed’は、
海藻もしくはケールなどを千切りにして油で調理し味付けしたものだが、
食感はこれに近い。

 

エゴマの葉2

水鳥の変形皿に盛ってみた。エゴマの葉を草の茂みに見立てて。

 

エゴマの葉は、青じその仲間。
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富で、抗酸化作用が強く

免疫力を高める効能がある。
アンチエイジングの味方。

 

炊きたての新米でおにぎりを作る。

その真ん中に佃煮を入れて、しばらくおく。
煮詰めた砂糖醤油から、じわじわと溶け出した少し癖のある香りが

ご飯にしみたところをパクリっ!

これがまた楽しい。

 

 

 

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ニョロニョロと呼ばせたい

彼岸が過ぎると9月もあと僅か。

 

店頭に並ぶ野菜はひときわ秋の彩りが豊かになって、
やはりまず目に止まるのがリンゴ、栗、ぶどう、
そしてキノコだ。

 

千葉の緑豊かな里山は、(当たり前だが)農産物に事欠かない。
人の数よりも野菜の方が多いのじゃないかと思う。


車で15分ほどのところに、キノコを専門に栽培している工場がある。

 

ここのキノコは、揃ってきゅっと身がしまり傷がない。
大きいのや小さいのがたっぷり入っている「ご家庭用」袋を一つ買うと、
遠慮無用の濃いキノコパスタが作れる。

 

トーベ・ヤンソンの絵に出てくるような姿のエリンギを使い、
蒸しダコとエリンギのパスタを作ってみた。

 

kink

大掃除で出てきた中鉢。自分用にとっておいたもの。
ナスの素揚げやトマト、ピーマン、ズッキーニを使った夏料理が似合いそうだと思って

作ったものだ。一口ドーナツを盛っても、ピンク色が映えて可愛い。

 

キノコは薄く斜め切りにして、オリーブオイルとアボカドオイルでまぶしておく。
蒸しダコは一口大に切ったものを更に3mm位の厚みに切り、
にんにく・スモークパプリカ・タラゴン・スリーカラーペッパー・塩を

混ぜた香辛料と合わせ、5分ほどおく。
キノコをフライパンに入れ、火をつけて中火で炒め、しんなりしてきたら
香辛料でマリネしたタコを入れて強火で火を通し、水分をざっと飛ばす。
茹でたパスタと混ぜ合わせて盛り付け、好みでパセリや粉チーズを振って出来上がり。

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夏の本当の終わりから秋の始まりに胃袋が欲しくなるもの

器を作っているのだから、
毎年毎年、食器棚に何かしら茶碗がたまるのは当たり前。
いつまでも入れ放題というわけにもいかず、
いよいよ整理が必要になった。


皿、鉢、カップ、注器(どういうわけかやたらに多い)の類…。
要る物と要らないものを分けて、なんとか残しておきたいものを選ぶ。
その中で、ひときわ重量感あふれる器がある。
随分と前に作った長皿で、土物のざらっとした肌に銀彩で薔薇の実を描いた作品だ。
魚一尾がきちんとのるサイズなので、魚皿と言えるし、
変わり寿司やプチケーキも、正月料理を盛るのにも使える。

 

nagazara

 

しかしここ数年、食器棚の隅で出番のないままだった。
久しぶりに手にとって見てみると、頭の中にのせたい料理があれこれ広がってくる。
自分に宿る「本能の食育」に成果があらわれ始めた?

 

これにもそれにも(本当に)使える器というのは、たぶんそんなに多くはない。
実際に料理を作り盛ってみても、相性に疑問が残れば2度目の出番はない。

食べたいものとそれをのせる器の関係。
ずーっと、同じではいられない。
でも、これを食べるならこの器で、といつでも思えるものが作れたら最高だ。

 

夏の本当の終わりから秋の始まりに食べる
二種類の鳥手羽グリル

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何が欲しいかは、体に聞く。

熱を取るスパイスやハーブと疲れを回復させたいクエン酸、
そのくせ冷えの残る体を温めたい調味料とエネルギー増進の薬味も必要らしい。

 

ryouri2

 

手前:温めの味付け、ニンニク、みりん、コチュジャン。

奥:熱取りの味付け、クミン、グリーンペッパー、ミント、塩レモン。

 

過去に作った器を振り返れば、
「ああすれば、こうすれば、、」の反省と手直しのくり返し。
それは「より魅力的な器を作る新しい目標」にもなる。

 

深まる秋、活発になってきた胃袋に導かれどこへ行き着くのか?
これからの季節を楽しみにしたい。

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イモで一服。

寒い日と暖かい日とあいまに、
いただきもののサツマイモと生クリームを使って
スイートポテトを作りました。

ジンジャー紅茶も入れて、一服。

これからの季節、何かと忙しくなりますね。
ココロと体が上昇しすぎないよう、一服は大事です。

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使用したうつわ:染付湯呑(蜂の女王)





八角風味のお手軽いちじくコンポート

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使用したうつわ:古陶磁趣味の染付小皿(蝶)
食べた後に、ちょうちょがコンニチハ!という楽しみが待ってます

中華材料の八角が無花果と合うって知らなかった!!
美味しい発見があると、脳が大変喜びます♪

:用意するもの:
Mサイズの蓋つき鍋
木ベラ

:材料:
無花果 500グラム
白砂糖 150g
八角 3粒

:作り方:
1 砂糖を鍋に入れて、火にかけます。(中火)
2 砂糖が溶けてきたら、八角と縦に6つ切りにした無花果を入れます。
3 火加減を調整しながら、無花果をコトコト煮込んでいきます。
(ヘラで、ときどき大きくかき混ぜます)
4 水気が減ってきて、煮汁がトロっとしてきたら、火を止め蓋をして
10分から15分休ませます。
5 八角の味がしっかり出てきているのを確かめてから、八角を取り出します。
6 もう一度火にかけて、全体が温まったら出来上がり。

とっても簡単ニコッ

そのままでも、パンにつけても、アイスクリームと一緒でもよく合います。

季節の味をご堪能下さいませー。
 

ホームメイドの塩キャラメルポップコーン

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使用したうつわ:古陶磁趣味の染付小皿(草花とコウモリ)

最近、Gordon Ramsay(ゴードン・ラムゼイ)さんの料理番組を見るのが日課になりました。
食後30分という時間が、お昼休憩にちょうどいいのです^^。
喋るのも調理するのも、とにかく早いゴードンさん。
紙と鉛筆は必ず用意し、速記者のごとくメモを取ります!
今放映しているのは、家庭で作るお料理の番組なのですが、
食材の種類や選び方、調理法から器具の紹介までしてくれるサービス満点の内容。
特にスパイスやハーブの使い方(メイン食材との組み合わせ)が見事で、
毎回サプラ〜イズの連続です!
食欲の秋にこういう番組を見ていると、作りたいものが次から次へと頭に浮かんで
本当に困まるのですが、ササッと作れそうなおやつ二品に早速挑戦してみました!

その一. 「塩キャラメルポップコーン」

って、家で作れるんですかっビックリ?!

作れるんです。
それも、あっという間に!!!

コツは、砂糖の量と火加減
これさえ抑えておけば、ほぼ間違いなく成功します祝扇子

一回目は、もれなく失敗!
でも、めげずに続けてトライです。
食べてみたい意欲さえあれば!!
必ず成功するのだ!!!

:用意するもの:
Mサイズの鍋(蓋つきのもの)
ボウル
木ベラ
オーブンで使う天板、または大皿
クッキングシート
さい箸

:材料:
ポップコーン用のトウモロコシ 成人女性の手で軽く一握り分
白砂糖 普通サイズの飯碗一杯分
(※多すぎるかな?と思っても、決して減らさないこと!少ないと上手くいきません)
バター 山盛り大さじ一杯(半量ケーキ用マーガリンでも代用できます)
塩 一つまみ
ベーキングパウダー 小さじ一杯
バニラエッセンス お好みで

:作り方:
1 まず、味付けなしのポップコーンを作ります。
(ポップコーンの袋に書いてあるレシピを参考にして作ります。塩は入れません)

2 出来上がったポップコーンをボウルに移しておきます。

3 鍋に砂糖・塩・バニラエッセンスを入れ、火にかけます。

4 最初は弱火から中火くらいで、ヘラでよく材料をかき混ぜながら、
砂糖が溶けてくるのを待ちます。

5 砂糖が完全に溶けて泡が立ってきたら、火加減を調整しながら
薄あめ色に色づくまで煮立てていきます。ここで、バターを入れ
ヘラでよくかき混ぜます。(火にかけ続けていると、溶けた砂糖が
一気に飴色に色づいていきますので、一旦火からおろして混ぜるといいです)


6 バターが溶けてよく混ざったところで、ベーキングパウダーを
加えます。弱火にかけながらよく混ぜます。(あっという間に
ブクブクと泡立ってきますが、あわてずに鍋を火から下ろしたり
かけたりしながら、キャラメル色になるまでヘラで混ぜ続けます)


7 キャラメル色になったら火を止め、ボールに移しておいたポップコーンを鍋に入れ、
ヘラを使って手早くキャラメルをポップコーン全体に絡めていきます。
(ヘラを鍋の縁から底に向かってグイっと入れ、天地返しする要領でやるといいです)

8 キャラメルが十分にポップコーンに絡まったところで、クッキングシートを敷いた
天板または大皿に広げていきます。キャラメルが熱いのでヤケドをしないように、
さい箸を使ってポップコーンをばらばらに分けながら熱をとります。

9 すっかり熱が取れたら、密閉できる容器に入れて保存します。

塩味の効いた、ちょっとほろ苦いバタースコッチ味のポップコーン♪
コーヒーでも、紅茶でもいけそうですキラキラ

※キャラメルポップコーンは、作った翌日でも作りたての食感を損なわず
美味しく食べられます。
※お砂糖の量が多いので、食べ過ぎにご用心・・。

その二「八角風味のお手軽いちじくコンポート」は、次回ご紹介します。

夏育ちに、ありがとう。

暑いばかりの日から
少しずつ開放されるようになってきて
なんだか、ほっとしますね。

気温が2、3度下るだけで
考えるのも、動くのも、本当に楽です。

さて、今日は、そんな快適な陽気のせいで
パンなんか作っちゃおうか?という気持になって
ホームベーカリーの力も借りて
我が家の夏のキッチン・ハーブを生地に練り込んだ
ドライトマト&チーズパンを作ってみました!

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使用した器:走る猟犬の楕円皿

つくり方は、

・ホームベーカリーで作る食パン生地(薄力粉を全体量の三分の一位入れるのがポイント)250gを用意し、
フレッシュなタイムの葉(レモン・タイムを使用)10cmの長さのもの20本分、
ローズゼラニウムの花(ドライ)大匙3杯分、市販のドライトマト大匙3杯分(8mm位の大きさに刻む)を
生地に入れてまんべんなく練りこみます。

・ドーナツ状(リング状)のケーキ型にオイルを塗って、軽く薄力粉をまぶしておきます。

・パン生地を4等分に分け、それぞれを細長く伸ばし、荒くすりおろしたチェダーチーズ
(今回はアイルランド産を使用)50gとグリーンペッパー10粒(粗挽きしたもの)を生地全体にふりかけます。

・端(手前)からくるくると丸めてゆき、ひとつにまとめます。左右の端は、指でつまんで生地の底の部分に
くっつけます。

・4つの生地ができたら、両端を底にくっつけた部分を下にして、ケーキ型に等間隔になるよう並べます。

・まんべんなく霧吹きをして、清潔な布巾をかけ、2次発酵させます。

・オーブンの温度を180℃(余熱有)にセットして16分焼きます。さらに温度を220度に上げて8分
(余熱なし)焼き色を見ながら焼いていきます。

口に入れると、いきなりローズゼラニウムのスパイシーでフローラルな香りがふわぁっと立ち昇り、
次にパン生地の柔らかさとまろやかなチーズ、そしてドライトマトのギュッと濃厚な味わいが広がります。
レモンタイムの清涼感とグリーンペッパーのキリッとした香りと辛さが、このパンのアクセントになっていて、
見事にすべての味を調和させています。

ハーブのオード・トワレを思わせるようなフレッシュな香りが幾重にも重なり、
まさに、「香りを食べるパン」といったところでしょうか。

なかなかの出来映えに、至福の沈黙をモグモグと味わいつつ、
次の調合(組み合わせ)に、思いをめぐらせているところであります。

 

カボチャとミルクのスープ

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使用した器:染付耳付カップ(にゃぁ!にゃぁ!にゃぁ!)

カボチャのミルクのスープは、かんたんで夏の朝食におすすめ。
日中のジリジリ暑さに負けないパワーを充電!

温かくしても冷たくしても美味しいです。

かぼちゃは蒸して火を通してから、裏ごしし口当たりを滑らかにします。
味付けは、お塩と白胡椒少々。ハチミツひとさじ入れると、甘みが増します。
お鍋にカボチャと少量のお水を入れてよくかき混ぜ、中火にかけます。
お鍋の縁にプツプツと泡が立ってきたら、牛乳を入れます。
沸騰しないよう火加減に注意しながら、全体が温まったら出来上がり。

前の晩に準備して冷蔵庫に入れておけば、翌日冷たいまま楽しめます。
もちろん、レンジでチンしてもOK。

※カボチャをメロンに置き換えても、美味しいです。(なんと、メロン?!です)
メロンは、火を通さず生のまま使います。
フードプロセッサーとか、ジューサー・ミキサーとか使うと手間がかかりません。
メロンの場合は、コンソメを少量プラスするとコクが出ます。
こちらは、温めず、冷蔵庫でチリチリに冷たくしていただきましょう。